山口・萩〜秋吉台〜角島2泊3日【城下町・鍾乳洞・絶景橋をのんびり走ってきた話】

山口県って、「通り道」として素通りしていませんか?広島から九州へ向かうついでに寄る県、というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

実際に萩・秋吉台・角島を2泊3日でまわってきたら、そのイメージが完全に変わりました。人が少なくて、見どころが多くて、温泉もある──のんびり旅にこそ向いている県でした。

この記事では、新山口駅を起点に萩の城下町・秋吉台・角島大橋を2泊3日でまわったルートと、各スポットの様子をまとめています。山口旅行を検討している方の参考にしてみてください。

📍 2泊3日のざっくりルート
1日目:新山口駅でレンタカー → 萩城下町・松陰神社 → 萩の朝市(翌朝) → 長門湯本温泉(泊)
2日目:長門湯本温泉 → 秋吉台・秋芳洞 → 長門湯本温泉(泊)
3日目:元乃隅神社 → 角島大橋・角島 → 新山口駅

1日目:萩の城下町と松陰神社、長門湯本温泉へ

萩城下町

新山口駅でレンタカーを借りて、まず向かったのが萩。江戸時代の城下町がそのまま残っている地区で、白壁の塀と石畳が続く通りを歩いていると、時代劇のセットの中にいるような気分になります。

平日の午前中はとにかく人が少ない。観光バスが来ていないこともあり、細い路地をほぼひとりで歩ける時間がありました。武家屋敷の外観を眺めながらゆっくり歩くだけで、1〜2時間は過ぎていきます。

木戸孝允(桂小五郎)や高杉晋作の旧宅も徒歩圏内にあって、歴史好きには特に刺さる場所です。

松陰神社と松下村塾

吉田松陰を祀る神社と、松陰が開いた私塾「松下村塾」が隣接しています。松下村塾は国指定史跡で、木造の小さな建物がそのままの形で残っています。

伊藤博文や山縣有朋など、明治維新を動かした人物たちがここで学んだと思うと、普通の小屋にしか見えない建物が妙に重みを帯びて見えてくる。

境内は静かで、参拝者もそれほど多くなかった。ゆっくり見て回るのに30〜40分あれば十分です。

萩の朝市

翌朝に寄る予定でしたが、前日の夕方に偵察がてら通りかかったので先に書いておきます。萩の朝市は毎日(不定休あり)早朝から開かれていて、地元の野菜や魚介、手作りの加工品などが並びます。規模は大きくないけれど、地元のおばあちゃんたちが話しかけてくれる雰囲気が好きでした。

長門湯本温泉(1泊目・2泊目)

今回の旅のベースにした長門湯本温泉は、山口県でも屈指の歴史ある温泉地。音信川(おとずれがわ)沿いに旅館が並ぶ温泉街の雰囲気が落ち着いていて、夜は川沿いをぼんやり散歩するのがよかった。

泉質は単純アルカリ性泉で、肌がすべすべになる「美人の湯」として知られています。宿の露天風呂から川の音が聞こえてくるのが、忘れられない記憶になりました。

2日目:秋吉台と秋芳洞、温泉でゆっくり

秋吉台(カルスト台地)

長門湯本温泉から車で40分ほど。日本最大のカルスト台地である秋吉台は、白い石灰岩が草原の中に無数に突き出た独特の景観が広がります。

高原に上がった瞬間、視界が一気に開けて「こんな場所が日本にあるんだ」という驚きがある。遊歩道が整備されていて、軽い散策から本格的なハイキングまで対応しています。

平日の午前中は観光客がほとんどいなくて、ひたすら静かな台地を独り歩きできます。空が広くて、風が気持ちいい場所でした。

秋芳洞(鍾乳洞)

秋吉台の地下に広がる日本最大級の鍾乳洞。入口から中に入ると気温が一気に下がって、薄暗い空間に鍾乳石がどこまでも続いていきます。

メインの通路だけで往復約1kmあり、「黄金柱」「百枚皿」「傘づくし」など見どころが次々と現れます。照明の当たり方が絶妙で、ただの洞窟観光という感じではなく、本当に別の世界に迷い込んだような感覚がありました。

入場料:大人1,300円/所要時間:1〜1.5時間程度

午後は温泉でのんびり

2日目の午後は秋芳洞を見終えた後、宿に戻って温泉に入るだけ。夕食まで時間があったので、川沿いを散歩してから温泉を2回はしご入浴しました。

何もしない時間がいちばんの贅沢、と実感した午後でした。

3日目:元乃隅神社と角島大橋

元乃隅神社

123基の鳥居が海に向かって並ぶ神社。CNN「日本の最も美しい場所31選」にも選ばれたことがあって、知名度が上がってから観光客が増えましたが、朝早い時間に行けばまだ静かに楽しめます。

鳥居の列を抜けると日本海が眼下に広がる展望スポットがあって、晴れた日の景色は本当に絵のよう。高台にある鳥居の上部に賽銭箱があって、入れるのがかなり難しい(結局入らなかった)。

角島大橋・角島

山口県の名所といえばここ、という場所。全長1,780mの橋が透明度の高いエメラルドグリーンの海の上を走っていて、CMや映画でもよく使われる絶景です。

橋の手前の展望台から見る景色は、天気が良ければ本当に息をのむ美しさ。車窓からの景色も最高なので、往復で走りたくなります。

島内には角島灯台があって、登れるタイプの灯台からは海が360度見渡せます。島全体がのんびりした雰囲気で、観光地化されすぎていないところが好きでした。

泊まった宿について

長門湯本温泉に2泊しました。温泉街の中でも川に近い旅館を選んだので、部屋から川音が聞こえて落ち着けました。夕食は山口の地魚を中心にした献立で、ふぐの刺身も出てきたのがうれしかった。

長門湯本温泉は大型旅館から小ぶりな宿まで揃っていて、一人旅向けのプランも探せばあります。じゃらんや楽天トラベルで「長門湯本温泉」で検索すると、素泊まりから2食つきまで選べます。予算に合わせて選びやすい温泉地です。

山口・萩〜角島エリアをまわるときのコツ

  • 車がないと厳しい。萩・秋吉台・角島はそれぞれ離れているため、レンタカーが必須。新山口駅か山口宇部空港で借りるのが便利。
  • 萩は午前中に回る。昼以降に観光バスが来て混みます。城下町散策は午前中がおすすめ。
  • 秋芳洞は混雑を避けて開館直後がいい。入口付近と「百枚皿」前は特に渋滞しやすいので、開館の9時ごろを狙って行くとスムーズ。
  • 角島大橋は天気が命。曇りや雨だと海の色が全然違います。晴れが確定している日に角島を組み込むのがおすすめ。
  • 元乃隅神社は早朝がおすすめ。昼間は観光客が多い。朝8時前後に行くと比較的静か。

まとめ:山口2泊3日で行ってみて

「通り道」だと思っていた山口が、2泊3日で完全に「また来たい県」に変わりました。距離感で後回しになりがちですが、のんびり旅にこそ向いている場所が揃っています。

  • 萩の城下町は人が少なく、路地をゆっくり歩ける穴場感がある
  • 秋吉台の高原と秋芳洞の鍾乳洞は、スケール感が想像以上
  • 角島大橋からのエメラルドグリーンの海は、本州とは思えない絶景
  • 長門湯本温泉の川沿い宿は、2泊の拠点として落ち着ける快適さだった

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