「鳥取といえば砂丘」という先入観があって、なんとなく後回しにしていませんか?
実際に行ってみると、砂丘よりも倉吉の白壁土蔵群や三朝温泉エリアのほうがずっと自分に合っていました。人が少なくて、歩くだけで気持ちの良い2泊3日でした。
この記事では、2泊3日のルートと各スポットの見どころ・温泉情報を実体験からまとめています。鳥取・倉吉・三朝温泉旅行を計画している方はぜひ参考にしてみてください。
📍 2泊3日のざっくりルート
1日目:鳥取空港 → 倉吉白壁土蔵群・赤瓦エリア → 打吹山 → 三朝温泉(泊)
2日目:三朝温泉周辺散策 → 三徳山投入堂 → 関金温泉(立ち寄り)→ 三朝温泉(泊)
3日目:大山・鍵掛峠 → 大山まきばみるくの里 → 米子空港
1日目:倉吉の白壁と赤瓦、三朝温泉へ
倉吉白壁土蔵群・赤瓦エリア
鳥取空港でレンタカーを借りて、まず向かったのが倉吉の中心部。玉川沿いに白漆喰の土蔵と赤い石州瓦の屋根が並ぶ景観は、写真で見るよりも実物のほうがずっと良かった。
観光地として整備はされているけれど、週末でも人が多すぎないのがいい。平日の午前中に行ったら、川沿いを歩いているのが自分ひとりという時間もあった。ゆっくり写真を撮りたい人には最高の条件です。
おしゃれなカフェや雑貨屋さんも点在していて、食事や買い物をしながら2〜3時間は余裕で過ごせます。入場料もなく、ぶらぶら歩くだけで十分楽しい場所でした。
打吹山と打吹公園
白壁土蔵群からすぐの打吹山。桜の名所として知られていて、春に来ると山全体がピンクに染まるらしい。訪れたのは秋だったけれど、木々が色づいていて静かに歩けるいい場所でした。
頂上の打吹城跡まで登ると倉吉の街が見渡せます。30〜40分の軽いハイキングで、特別な装備は必要なし。
三朝温泉(初日の宿)
今回の旅のベースになった三朝温泉(みささおんせん)。世界有数のラジウム泉として知られていて、「飲んで、浸かって、吸って」の三効があると言われています。
温泉街は川沿いにひっそりと広がる規模感で、大型リゾートのような派手さはなく、山あいの静かな温泉地という雰囲気。川の河原には無料の露天風呂(河原風呂)もあって、夜に浸かると星が見えます。旅館の宿泊者以外でも入れるのがうれしいところ。
2日目:投入堂と温泉三昧
三朝温泉の朝散歩
温泉街のいいところは朝の散歩ができること。早起きして川沿いをぶらぶら歩いて、足湯に浸かりながらぼんやりする時間が最高でした。
温泉街のお店が動き出す前の静けさが、この旅いちばんの「のんびり」を感じた瞬間かもしれません。
三徳山三佛寺投入堂
三朝温泉から車で20分ほどの三徳山にある投入堂(なげいれどう)は、断崖絶壁の岩窟に建てられた奈良時代の建物。参拝するには受付で安全祈願をして、わらじを履いて本格的な山道を登る必要があります。往復の所要時間は2〜3時間。
遠くから眺めるだけでも「どうやって建てたんだ」という圧倒感がある。岩壁に張りつくように建っている姿は、何度見ても信じられないような光景でした。
※単独行は禁止で、必ず複数人で登ること。雨・強風の日は入山禁止になることも多いので、事前に公式サイトで確認を。
関金温泉(立ち寄り湯)
三朝から車で15分ほどの関金温泉は、知る人ぞ知るアルカリ性単純温泉。観光化されすぎておらず、地元の人がふらっと浸かりに来るような素朴な共同浴場があります。日帰り入浴で入れる施設もあるので、三朝温泉と湯めぐりする感覚で立ち寄れます。
3日目:大山の絶景と帰路
大山・鍵掛峠
鳥取・島根・岡山の県境に位置する大山(だいせん)は、中国地方の最高峰。今回は南壁の絶景を眺める鍵掛峠を目的地にしました。
駐車場から歩いて5分ほどで見晴らし台に着くと、大山南壁の断崖と木々のコントラストが広がります。天気が良ければ日本海も遠くに見えて、遠くまで来た甲斐を感じる景色でした。平日は人が少なく、静かに景色を楽しめます。
大山まきばみるくの里
大山のふもとにある牧場。大山を背景に牛や羊がいる風景は、日本じゃないみたいな開放感があります。ソフトクリームや牛乳が有名で、食べながら景色を眺めるのが定番コース。午前中は特に混んでおらず、のんびり過ごせました。
泊まった宿について
三朝温泉に2泊しました。温泉の質がよく、露天風呂から山の景色を眺めながら入れたのがよかった。食事も地元の山の幸・川の幸が中心で、品数のわりに素朴なまとめ方が気に入りました。
三朝温泉には規模の大小さまざまな旅館が揃っていて、一人旅向けのプランを用意しているところも多いです。じゃらんや楽天トラベルで「三朝温泉 一人旅」で検索すると、素泊まりから夕食つきまで幅広く出てきます。
倉吉〜三朝温泉エリアをまわるときのコツ
- 車がほぼ必須。倉吉・三朝・大山は鉄道でのアクセスが不便なため、レンタカーが現実的。鳥取空港か米子空港で借りるのがおすすめ。
- 三徳山投入堂は天候次第。雨・強風の日は入山禁止になります。天気予報を確認してから日程を組むこと。
- 河原風呂は夜がおすすめ。昼間は人目もある。夜に浸かると星が見えていい雰囲気です。
- 倉吉は午前中が空いている。昼前後から観光客が増えます。午前中に回るのがスムーズ。
- 大山は晴れた日に合わせる。雲がかかっていることが多いので、晴れが確定している日に鍵掛峠を組み込むのがおすすめ。
まとめ:鳥取・倉吉〜三朝温泉2泊3日で行ってみて
「鳥取=砂丘」だと思っていた自分が、倉吉と三朝温泉で完全に考えを変えられた旅でした。
- 倉吉の白壁土蔵群は平日の午前中なら人が少なく、のんびり歩き回れる
- 三朝温泉の河原風呂は無料で入れる露天風呂で、自然の中での入浴が格別
- 三徳山投入堂は「投入れ堂」を下から眺めるだけでも圧巻の迫力
- 砂丘よりも倉吉・三朝エリアのほうが「のんびり旅」に向いていると感じた
鳥取はまだまだ知らないことが多い県だし、また来たいと素直に思える旅でした。三朝温泉の宿はじゃらんで「三朝温泉」と検索すると、温泉旅館からペンションまで選べます。

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