島根3日間レンタカー旅【出雲大社・石見銀山・境港まで走ってきた話】

島根県、なんとなく「遠い」「通り過ぎる場所」のイメージがありませんか?
実際に3日間レンタカーで回ってみたら、1日では全然足りないくらい見どころが詰まっていました。
出雲大社だけじゃない島根を、自分が回ったルートそのままにまとめます。

📍 3日間のざっくりルート
1日目:出雲空港 → 道の駅キララ多伎 → 石見銀山 → 琴ヶ浜 → 三瓶温泉 → さんべ荘(泊)
2日目:さんべ荘 → 出雲大社 → 稲佐の浜 → 八雲(昼食)→ 旧大社駅 → 西屋 → 宍道湖夕日スポット → 玉造グランドホテル長生閣(泊)
3日目:玉造 → 八重垣神社 → 妖怪神社(境港)→ 美保神社 → 江島大橋 → 西洋軒 → 松江フォーゲルパーク → 出雲市内

1日目:石見銀山と鳴き砂、三瓶温泉へ

道の駅キララ多伎

出雲空港でレンタカーを借りて、まず向かったのは国道9号沿いの道の駅キララ多伎。海沿いに出た瞬間、日本海が目の前に広がって一気にテンションが上がりました。地元の野菜や干物が並んでいて、旅の序盤から「来てよかった」という気持ちになれる場所です。移動の合間にふらっと寄れる気軽さが好き。

石見銀山

世界遺産の石見銀山。駐車場から坑道まで距離があるので、レンタサイクルを使うのが断然楽です。龍源寺間歩という坑道の中に入れて、実際に銀が採掘されていた空間の薄暗さと冷気が独特の雰囲気。観光地化されているけれど、周辺の石畳の街並みも古い蔵が残っていて、歩いているだけで時間を忘れます。

「世界遺産だから混んでいるかも」と思っていたけれど、平日だったこともあってかなり静か。坑道内でほぼ貸し切りに近い時間もありました。

琴ヶ浜(鳴き砂)

石見銀山から少し海沿いに走ると琴ヶ浜があります。「鳴き砂」で有名な浜で、乾いた砂の上を歩くと「キュッキュッ」という音がします。最初は半信半疑だったけれど、実際に歩いてみると本当に音がして少し感動しました。浜自体は人がほとんどおらず、日本海の荒波を眺めながらのんびりできる場所でした。

三瓶温泉街

今夜の宿・さんべ荘がある三瓶山のふもとへ。温泉街といっても大きくはなく、ひっそりとした雰囲気。チェックインまでの時間をぶらぶら歩くのにちょうどいいサイズです。三瓶山が見える景色は、旅の疲れをじんわりほぐしてくれる感じがありました。

2日目:出雲大社から宍道湖の夕日まで

出雲大社(宇迦橋から)

2日目のメイン、出雲大社へ。正面の神門通りではなく、宇迦橋(うかばし)側から入るルートを選びました。大きな鳥居をくぐって松並木の参道を歩くと、空気がぴんと引き締まる感じがあります。

本殿は普通の神社の2〜3倍はあるんじゃないかという大きさで、圧倒されます。二礼四拍手一礼という独特の作法を忘れずに。朝10時ごろでも観光客はそこそこいましたが、境内が広いので窮屈さはありませんでした。

稲佐の浜

出雲大社から徒歩15分ほどの稲佐の浜は、毎年10月に全国の神様が集まる場所とされています。波打ち際に弁天島という小さな岩島があって、そこに鳥居が立っている光景が印象的。参拝者がお砂取りをしている場面に出くわして、あらためてここが特別な場所なのだと実感しました。

八雲でお昼ごはん

出雲そばの名店「八雲」でお昼。割子そば(三段重ねの丸い器に入ったそば)は出雲名物で、薬味をのせながら少しずつ食べていくスタイルが楽しいです。そば自体はしっかりとしたコシがあって、つゆとよく合います。行列ができていることも多いので、時間に余裕をもって行くのがおすすめ。

旧大社駅

昭和初期に建てられた木造の駅舎が、今も当時の姿のままで残っています。無料で見学できて、プラットホームや待合室の雰囲気がとにかくいい。現役時代の写真や資料も展示されていて、30分くらいは余裕で過ごせます。鉄道好きじゃなくても、建物好きなら間違いなく刺さる場所。

西屋(地酒とおつまみ)

旧大社駅の近くにある酒屋さん。島根の地酒がずらりと並んでいて、試飲しながら選べます。おつまみの品揃えも良くて、旅の途中に立ち寄るのに最高の場所でした。夜の宿用に一本選ぶのが楽しかった。

宍道湖の夕日

「宍道湖の夕日は日本で指折りの絶景」という話はよく聞きますが、実際に見たら本当にそうでした。水面が金色に染まっていく様子は、言葉にするのが難しいくらいきれいです。日没の時間に合わせて湖畔に着けるよう、逆算してスケジュールを組む価値があります。

3日目:八重垣神社・境港の妖怪ロード・松江フォーゲルパーク

八重垣神社(縁結びの鏡の池)

玉造グランドホテルをチェックアウトしてすぐ向かったのが八重垣神社。縁結びの神様として知られていて、奥の院にある「鏡の池」が有名です。薄い和紙に硬貨をのせて池に浮かべ、早く沈めば縁が早く、近くで沈めば近くに縁があるという占いができます。境内の雰囲気が落ち着いていて、朝のお参りにちょうどいい神社です。

妖怪神社・境港(水木しげるロード)

米子を経由して境港へ。水木しげるロードは、ゲゲゲの鬼太郎の作者・水木しげるの出身地ということで、妖怪のブロンズ像が街のあちこちに並んでいます。全部で170体以上あるらしく、歩きながら探すのが楽しい。子連れじゃなくてもふつうに楽しめます。

美保神社

境港から少し走った先にある美保神社は、えびす様の総本社として知られています。出雲大社とセットでお参りすると「出雲大社と美保神社のえびす大黒参り」になるということで、地元では定番のルートらしいです。海沿いに立つ雰囲気が独特です。

江島大橋(ベタ踏み坂)

CM撮影でも使われた「ベタ踏み坂」として一躍有名になった江島大橋。実際に車で走ってみると、確かにかなり急勾配です。橋の上からは中海が見渡せて景色もいい。

西洋軒

松江市内にある老舗洋食屋。地元の人たちに長年愛されているお店で、昔ながらの洋食メニューがそろっています。旅の最終日に落ち着いた雰囲気でごはんを食べたいときにちょうどいい場所でした。

松江フォーゲルパーク

花と鳥をテーマにした施設。大温室の中にフクシアやベゴニアが一面に咲いていて、外が寒い季節でも中は別世界のように華やか。フクロウやインコに近くで会えるコーナーもあって、ここだけで思いのほか時間が過ぎていきます。

営業時間:9:00〜17:00(最終入園16:00)/料金:大人1,400円、中高生1,100円、小学生700円

泊まった宿について

1泊目のさんべ荘は、三瓶温泉にある公共の宿。お湯は柔らかめで、露天風呂から三瓶山が見える。値段のわりにごはんが充実していて、地酒もすすみました。

2泊目の玉造グランドホテル長生閣は、玉造温泉を代表する大型旅館。温泉は美肌の湯として有名で、お風呂の種類が多く何度でも入りたくなります。夕食のグレードが高くて、島根の食材がこれでもかというほど出てきました。

島根をレンタカーで回るときのコツ

  • 移動距離が思ったより長い。石見銀山から出雲大社は約1時間、境港から松江も30〜40分かかります。余裕をもったスケジュールが大事。
  • 出雲大社は午前中が正解。午後になると観光バスが来て一気に混みます。遅くとも10時台には着きたいところ。
  • 宍道湖の夕日は日没時刻を調べておく。季節によってかなり変わります。17時台に沈む時期に合わせて逆算して動くこと。
  • 境港の水木しげるロードは意外と早く回れる。30〜40分あれば一通り歩けます。
  • 出雲そばは昼前に行く。人気店は昼ピークに行列ができます。11時半ごろが動きやすいです。

まとめ

島根を3日間かけて回ってみて、「出雲大社だけで終わりにしなくてよかった」と心から思いました。

石見銀山の静けさ、琴ヶ浜の鳴き砂、三瓶温泉の素朴さ、宍道湖の夕日、境港の賑やかさ。全部が別々の顔を持っていて、飽きることなく3日間が過ぎていきました。

「遠いところ」というイメージが先行して後回しにしている人ほど、一度行くと「もっと早く来ればよかった」となる場所だと思います。レンタカー旅、おすすめです。

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