※当ページのリンクには広告が含まれています。
結論、竹原の町並みは水曜でも歩けます。閉まるのは中に入って見る建物だけで、通りを歩くぶんには何の問題もありませんでした。2026年9月の水曜日に、昼すぎから夜まで保存地区にいた記録です。水曜に行くかどうかと、行くなら何を軸に回るかが決められます。
- 竹原の町並み保存地区に、水曜日に行こうか迷っている
- どの建物が休みで、どこなら入れるのかを先に知っておきたい
- 日が暮れてからの町並みがどんな様子なのか見てみたい
竹原駅から歩いて15分|町並みだけなら1時間半で回れます
竹原の町並み保存地区は、JR竹原駅から歩いて15分ほどの場所にあります。正式には「竹原市竹原地区伝統的建造物群保存地区」といって、通りを歩くだけならお金はかかりません。

この日は大久野島から船で忠海に戻り、そこから電車で竹原に入りました。竹原駅に着いたのが午後2時前で、まず宿に荷物を預けてから歩き始めています。端から端まで歩いて、写真を撮りながら戻ってくるまでで1時間半ほどでした。建物の中に入るなら、その分だけ時間を足していく感じになります。
保存地区は南北に細長くて、メインの通りを軸に路地が左右に伸びています。端から端まで歩いても15分ほどの距離なので、行ったり来たりしながら気になった路地に入っていく回り方ができます。地図を見ながら順番に回るというより、目についたほうへ曲がっていくほうが合っている町でした。

💴 散策:無料。建物に入るときだけ料金がかかります
⏱ 目安:端から端まで歩いて戻るまで約1時間半
📍 Googleマップで竹原町並み保存地区を開く
水曜に閉まるもの、開いているもの
竹原の町並みで気をつけたいのが曜日です。中に入って見る建物には、水曜が休みのものと火曜が休みのものが混ざっています。ここを知らずに行くと「閉まってた」で終わってしまいます。
❌ 町並み保存センター:水曜休み(祝日の翌日も)。9:30〜16:30・無料
⭕ 旧笠井邸:不定休で、この日は水曜でも開いていました。10:00〜16:00・無料
⭕ 頼惟清旧宅:9:30〜16:30・無料。竹原市の案内に定休日の記載はありません(無休とは限りません)
⭕ 普明閣(西方寺):石段を上がった先にあります
⭕ 通りの散策:いつでも無料
⚠️ 竹原市歴史民俗資料館:こちらは火曜休みなので、水曜なら開いています。大人200円
食べるところも曜日の影響を受けます。町並みのすぐ近くにある道の駅たけはらは9時から17時まで開いていて、休みは第3水曜(祝日なら翌日)です。ただし中のレストランは火曜と水曜だけ営業時間の出方が違う案内になっているので、水曜に昼をまたぐなら食事の場所は先に決めておくほうが確実です。

旧笠井邸は無料で入れて、畳の広間の先に庭が見えます。私が入ったときも、ほかに何人か中を見て回っていました。水曜に行くなら、入れる建物はここと普明閣を軸に組み立てると外しません。
竹原市の観光案内によると、この建物は「浜だんな(塩田経営者)の家として、明治5年に建てられた」ものだそうです。

通りを歩く|説明板を拾っていくと止まらなくなります
竹原の通りは、建物の中に入らなくても見るものがたくさんあります。町家の格子や瓦のかたちが一軒ずつ違っていて、その前に説明板や石碑が立っているので、読みながら歩いていると思ったより進みません。

軒先に黒い箱が置かれています。飾りだと思って通り過ぎそうになりますが、脇の案内を読むといまも取り集めをしている現役のポストでした。明治の郵便創業当時と同じ型のものを、町並みの景観に合わせて置いてあるそうです。旅先からそのまま手紙が出せるということになります。
こういうものが建物の前に何気なく残っているので、通りを歩くのにかかる時間が読めなくなります。説明板を1枚読むたびに立ち止まるからです。私は写真を撮りながらだったので、ゆっくり歩く人ならもっとかかると思います。

この頼惟清旧宅も、竹原市の案内では9時半から16時半まで無料で、定休日の記載はありません。水曜は閉まる建物のほうに目がいきますが、お金をかけずに中へ入れる建物が、水曜でもふたつあるということになります。
酒づくりの町でもあるので、通りには酒蔵が何軒か並んでいます。藤井酒造の酒蔵交流館は中に入ることができて、ぐい呑みがずらりと並んだ棚と、囲んで座れる大きな丸テーブルが置かれていました。営業は11時から16時まで、休みは月曜なので、ここも水曜なら開いています(藤井酒造 公式・入館も試飲も無料)。


歩いているあいだにすれ違ったのは数組で、道の真ん中で立ち止まって写真を撮っても誰の邪魔にもなりませんでした。この人の少なさが、竹原のいちばんの持ち味だと思います。
保存地区の端のほうまで行くと、観光地としての整った雰囲気が薄れて、ふつうに人が住んでいる町の顔になります。電線も電柱もそのまま立っていて、古い看板が残った電器店が普通に並んでいます。整えられた通りと、暮らしが続いている通りが地続きになっているのが、歩いていて気持ちのいいところでした。

日が暮れてから、普明閣へ
通りを一度歩いたあと、いったん宿に戻って部屋で少し休みました。もう一度町へ出たころには、もう日が落ちかけています。保存地区の奥、西方寺の石段を上がった先に普明閣があります。

石段は下から見上げると、そこそこの段数があります。ただ、一段ずつの高さは普通で、特に上りにくいということはありませんでした。それでも夜は足元が見えにくいので、足に不安があるなら明るいうちに上がるほうが安心だと思います。

上がりきると、鐘楼の向こうにまだ空の色が残っていました。



ここから見下ろした眺めが、この町でいちばん記憶に残りました。瓦屋根が足もとに広がって、その向こうの町に灯りがともりはじめています。昼に歩いた通りが、屋根の重なりとしてそのまま下に見えるのが不思議でした。


夜の町並み|灯りが落ちると、誰もいません
石段を下りて、そのまま夜の通りへ入りました。竹原に泊まった理由のひとつが、この時間の保存地区を歩いてみたかったからです。午後7時をまわったころで、店はほとんど閉まっていて、暖簾に当たる灯りだけが残っています。

昼に歩いたときは数組とすれ違いましたが、夜は誰ともすれ違いませんでした。同じ道なのに、音がなくなるだけでまったく違う場所のように感じます。泊まらないと見られない時間という意味では、この町でいちばんの見どころかもしれません。
街灯はありますが間があいていて、暗くなる区間があります。ただ、スマホのライトで十分でした。
保存地区を出て駅のほうへ戻ると、アーケードの商店街も同じように静かでした。シャッターが下りた通路に、明かりだけがついています。竹原の夜は、保存地区だけでなく町ぜんぶが静かでした。

よく見ると、アーケードの柱に飛び出し注意の看板が取り付けられています。
泊まるなら駅前|翌朝5時20分の始発に乗れます
泊まったのはグリーンスカイホテル竹原です。駅から歩いてすぐで、保存地区へも歩いていける距離にあります。着いてすぐチェックインを済ませて、荷物を預かってもらってから町へ出ました。
旅の途中は持ちものが増えていくので、先に宿へ寄れる位置に泊まれるかどうかは、その日の歩きやすさをけっこう左右します。竹原は駅・宿・保存地区が徒歩圏に収まっているので、この点でも回りやすい町でした。

この日に取ったのは「うさぎルーム」という部屋でした。19平米のツインで、朝食も夕食もつかない素泊まりです。



🛏 泊まった部屋:うさぎルーム(19平米のツイン・素泊まり)
🕒 時間:チェックイン15:00/チェックアウトは翌日10:00まで・門限23:30(過ぎたら玄関のインターホンで夜勤の人が開けてくれます)
🍽 食事:館内に食事処が2つあります(瀬戸内ダイニング ハーベスト・天ぷら処 和み)。私は使っていませんが、竹原の夜は店が早く閉まるので覚えておくと困りません
🚗 駐車場:80台ぶん・無料(先着順で予約はできません)
💴 総額:8,300円(2026年8月に予約・クーポン2枚を使ったあと)
※時間・駐車場・食事処は宿の公式(よくある質問)で確認しました(2026年9月時点)
翌朝は5時20分の始発で岩国へ向かいました。宿の案内ではチェックアウトは翌日10時までとなっていますが、早朝でもフロントに人がいて、5時前でも普通に出られました。青春18きっぷで動いていると、朝いちばんの電車に乗れるかどうかが、その日に回れる量をそのまま決めます。
まとめ|水曜でも、歩く分には困りませんでした
翌朝の竹原駅は、始発の時間帯でホームにいたのが私のほかに一人だけでした。宿から駅までは歩いてすぐなので、朝いちばんの電車でも慌てずに出られます。駅・宿・町並みが近いのは、竹原のありがたいところでした。

竹原の町並みは、水曜でも十分に楽しめました。閉まっていたのは旧松阪家住宅と町並み保存センターで、通りの散策・旧笠井邸・普明閣はどれも問題なく回れます。曜日を気にしたほうがいいのは「中に入りたい建物がある人」だけ、というのが歩いてみた実感です。
もし日帰りで来るなら、普明閣までは入れても、夜の通りは難しくなります。逆にいえば泊まりにするかどうかの分かれ目は「夜の1時間を取るかどうか」でした。
🚆 行き方:大久野島から船で忠海へ、忠海から電車で竹原(青春18きっぷ)。竹原駅から保存地区まで徒歩約15分
💴 かかったお金:通りの散策と旧笠井邸は無料。宿泊8,300円(クーポン2枚適用後)
⏱ 滞在時間:端から端まで歩いて戻るまで約1時間半+日が暮れてからの普明閣+夜の通り
🛏 泊まり:グリーンスカイホテル竹原(うさぎルーム・素泊まり・チェックアウトは翌日10時まで/実際は5時前に出ました)
にぎやか
静か
しんどい
らくちん
町並みの建物:竹原市 公式サイト/観光情報:ひろしま竹原観光ナビ/宿:グリーンスカイホテル竹原
あわせて行くなら|竹原のまわりで寄れるところ
竹原は呉線沿いの町なので、同じきっぷで近くの町とつなげられます。目的別にメモしておきます。
忠海港から船で渡る、うさぎの島です。竹原からは呉線で行けます(忠海港 公式)。私はこの前の晩に泊まっていて、ウミホタルと早朝のうさぎと、うさぎにあげてはいけないものをまとめています
📷 尾道|坂と海の写真を撮りたいなら
竹原から呉線と山陽本線を乗り継いで行けます。対岸の向島へは渡船が片道100円で渡れます
🍡 松屋二重焼本舗|町歩きのおやつなら
竹原駅から町並みへ向かう途中にあります。10:00〜17:00・1個150円・水曜休み(ひろしま竹原観光ナビ)
竹原に泊まると、夜と朝の町が見られます
日帰りでも町並みは歩けますが、誰もいない夜の通りは泊まらないと見られません。宿はどの予約サイトから取るかで値段が変わります。選び方はこちらにまとめました。

曜日を見るのは、入りたい建物があるときだけ
竹原は「歩く町」です。通りと路地の見え方が時間で変わるので、建物に入れなくても十分に持ちます。歩きやすいスニーカーで行って、気になった説明板の前で立ち止まりながら歩く。そのくらいの回り方が、いちばん合っている町だと思いました。
水曜を避けたほうがいいのは、旧松阪家住宅に入りたい人だけです。そこが目当てでないなら、人が少ない曜日にあたる可能性があるぶん、むしろ歩きやすい日かもしれません。昼にすれ違ったのは数組で、夜は誰ともすれ違いませんでした。
よくある質問
Q. 竹原の町並みは水曜でも歩けますか?
A. 歩けます。通りの散策は無料で、曜日に関係なく回れます。閉まるのは中に入って見る建物で、旧松阪家住宅と町並み保存センターが水曜休みです。旧笠井邸と普明閣は私が行った水曜も開いていました。
Q. 町並み保存地区を回るのに何時間かかりますか?
A. 端から端まで歩いて、写真を撮りながら戻ってくるまでで1時間半ほどでした。建物に入るならその分を足してください。普明閣まで入れるなら、2時間半から3時間みておくと余裕があります。
Q. 竹原駅から町並みまでどのくらいですか?
A. 歩いて15分ほどです。道は平らで、途中に川沿いの道があります。保存地区の中も坂はほとんどありません(普明閣の石段だけは別です)。
Q. 旧松阪家住宅の入館料はいくらですか?
A. 竹原市の案内では19歳以上300円です。開館は10:00〜16:00(入館は15:30まで)、休館日は毎週水曜(祝日を除く)と年末年始(12月27日〜1月3日)となっています。
Q. 夜の町並みは歩けますか?
A. 歩けます。私が歩いた午後7時すぎは誰ともすれ違いませんでした。ただし街灯の間があいていて暗くなる区間があります。足元はスマホのライトで十分でした。
Q. 竹原に泊まる意味はありますか?
A. 夜の通りです。誰もいない夜の保存地区は、日帰りではまず見られません。私は駅前のグリーンスカイホテル竹原に泊まって、翌朝は5時20分の始発に乗りました。大久野島とつなげると1泊2日がきれいに収まります。


コメント