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料金や制度の内容は2026年7月時点のものです。ご利用前に必ず各公式サイトでご確認ください。
結論:7月の醒井は梅花藻がほぼ水面下で見頃の実感は薄かったですが、多賀大社の参拝と彦根の近江ちゃんぽんで満たされる1日になりました。地蔵川では小さく咲く花を見つけられたものの期待とは違い、このあと多賀大社へお参りし、門前で糸切餅を買いました。この記事では梅花藻の実際の様子と、多賀大社・彦根までの回り方をありのままに書きます。
- 7月に醒井の梅花藻を見に行こうか迷っている人
- 多賀大社の参拝と門前の糸切餅を1日で回りたい人
- 静かに、人が少ない近江のスポットをのんびり回りたい人
7月上旬、近江へ出かけて醒井の地蔵川と多賀大社を回り、彦根で近江ちゃんぽんを食べました。この日は1泊2日の旅の1日目で、翌日は長浜や竹生島へも足をのばしています。梅花藻の実際の様子と、多賀大社・彦根までの回り方をそのまま記録します。
大阪から醒井へ|実際に使ったルート
大阪駅からはJR京都線・琵琶湖線を乗り継いで、まずは醒ケ井駅を目指しました。大阪駅ではいつものようにICOCAで改札を通ったのですが、醒ケ井駅は米原をこえたJR東海エリアにあり、大阪などのJR西日本エリアからICカードのまま乗り越えて降りることができません。そのため醒ケ井駅では現金での精算になりました(運賃1,980円)。醒ケ井・柏原・近江長岡の3駅は、米原方面からICカードで来ると下車時にIC非対応なので、現金を用意しておくと安心です。
醒ケ井駅に着いてからは、名水の里として知られる地蔵川まで歩きました。醒井は中山道の宿場町として栄えた町で、駅から地蔵川までは徒歩約10分、道はずっと平坦でした。町なかをきれいな水が流れていて、水がすぐそばにある町だと感じました。日陰になる場所や座れる場所もあったので、足の都合でゆっくり歩く私にも歩きやすい道でした。


鉄道版ビワイチパス(3,500円・2日間)なら、京都〜米原〜敦賀のJRと近江鉄道全線がまとめて乗り放題になるので、この日のような「多賀大社・彦根を近江鉄道で回る旅」と相性のいいきっぷです。ただし醒ケ井駅はJR東海のエリアで範囲外(米原からの2駅分は別払い)なので、そこだけご注意ください。KANSAI MaaSアプリ限定で、駅の窓口では買えません。販売は2026年9月29日まで。
→ 滋賀のきっぷの選び方はこちら:滋賀のお得きっぷ4選|フリーきっぷ比較【2026年版】
醒井・地蔵川の梅花藻、7月は正直どうやった?
地蔵川に着いてまず気になったのは、水面から顔を出している梅花藻がほとんど見当たらなかったことです。普段の川の様子と比べられないので理由は分かりませんが、この日は花の多くが水面下にありました。唯一水面に顔を出している場所も見つけましたが、少し遠くにあって、写真ではどこに咲いているか分かりにくいくらいでした。
それでも川の中をのぞき込むと、小さく咲いている梅花藻がいくつも見つかりました。梅花藻を実際に見るのはこの日が初めてで、期待していた「水面いっぱいに咲く景色」とは違ったものの、それでも十分に新鮮な光景でした。
米原市の公式情報によると、醒井の梅花藻の見頃は7月初旬から9月中旬で、ピークは7月下旬から8月と言われています(米原市公式サイト)。私が訪れたのは7月9日で、見頃が始まったばかりの時期にあたります。花はまだ本調子ではないタイミングだったのかもしれません。
同じ米原市の公式情報には、大雨のあとは花が散ったり増水したりして観賞に適さない時期があると案内されています。私が訪れた日にそれが当てはまるかは分かりませんが、梅花藻を見に行くなら、直前の天気もあわせてチェックしておくと安心かもしれません。




地蔵川沿いには古い家並みも残っていて、中山道の宿場町だった名残を感じる通りでした。梅花藻自体は期待どおりではありませんでしたが、人の姿もまばらで、静かに川辺を歩くことができました。これはこれで良い時間でした。


地蔵川でひと通り歩いたあとは、多賀大社に向かいました。
醒井から多賀大社へ|米原経由で移動
地蔵川を歩いたあとは、JRで醒ケ井駅から米原駅まで移動しました。運賃は200円で、こちらも現金で支払いました。
米原駅の近くの「トトロの森 レトロ看板ミュージアム」
米原駅でカーシェアを借りる前に、駅から歩いて行ける「トトロの森 レトロ看板ミュージアム」にも立ち寄りました。米原市岩脇のさくらが丘という住宅街の一角にあり、木の待合所に大きなトトロやネコバス、メイとサツキのイラストが並んでいます。まわりには昭和の学生服やオロナインといったレトロな看板、丸い赤い郵便ポストもあって、トトロの世界と昭和レトロがまざりあった不思議な空間でした。地元の方が手づくりで整えて、今も守り続けている場所だそうです。東海道新幹線の車窓からも見えると言われていて、米原を通るときに探している人もいるそうです(しがトコ)。一度はお別れの会が開かれたこともあったそうですが、その後も形を変えながら残っていて、私が2026年7月に訪れたときも変わらずトトロたちが迎えてくれました。醒井や多賀大社とはまた違った寄り道として、米原で少し時間があるときにのぞいてみるのもよいと思います。

※専用の駐車場はなく、静かな住宅街の中にあります。米原駅から歩いて13〜20分ほど。駅から歩く場合、大きな通り(556号線)沿いは歩道のない区間があってトラックも通るので、一本内側の道を選ぶと安全です。訪れるときは車を避けて徒歩か自転車で、地域の方への配慮を忘れずに静かに立ち寄りましょう。
米原駅に戻ってからは、駅前でタイムズのカーシェアを借りて多賀大社へ向かいました。醒井から先は公共交通だけで回るのが難しい区間もあったので、免許があれば米原駅前でカーシェアを手ぶらで借りられるのは、動きやすさの面で助かりました。
この日は道中、河内風穴という鍾乳洞にも立ち寄って涼みました。洞内の様子や涼み方は書くと長くなるので、別の記事にまとめています。河内風穴も多賀大社と同じ多賀町にあるので、醒井から多賀大社のまわりを回る場合は、あわせて計画に入れてもよいと思います。
お多賀さんへお参り
多賀大社は「お伊勢参らばお多賀へ参れ」という言い伝えで知られる神社で、地元では「お多賀さん」の愛称で親しまれています。祭神は伊邪那岐命・伊邪那美命で、延命長寿や縁結びのご利益があるとされています(滋賀県観光情報公式サイト)。歴史に詳しくない私でも、この言い伝えの一言だけで、格式のある神社なんだと納得できました。
境内に入ると、まず目に入るのが太鼓橋です。半円を描くように大きく反った石造りの橋で、豊臣秀吉が米一万石を寄進したことをきっかけに架けられ、現在のものは江戸時代の寛永15年(1638年)に再築されたと伝わっています。太閤橋とも呼ばれます。渡ることはできませんが、その姿を見るだけでも見応えがありました。小さな門前町にこれだけ大きく弧を描く石橋があることに、素直に驚かされました。



本殿でお参りをしたあと、御朱印(500円)をいただきました。境内はほぼ平坦で、木陰も多い造りでした。足の都合でゆっくり歩く私にとっては、ありがたい神社でした。夏の日差しの中でしたが、木陰で涼みながらゆっくりお参りできました。参道は広めに整備されていて、沿道にはお店も点在しているので、歩いているだけでも門前らしい雰囲気を感じられました。境内には名勝の奥書院庭園(拝観300円)という見どころもあるようですが、今回はお参りと太鼓橋を見るだけにとどめています。多賀大社があるのは犬上郡多賀町、彦根市のすぐ東どなりです。
🚗 車:米原・彦根方面からカーシェアも利用できます(今回はこの方法で移動しました)
💴 参拝:境内自由・拝観料なし(御朱印は500円)
📍 Googleマップで多賀大社を開く
門前の糸切餅|元祖 莚寿堂本舗
多賀大社の門前には、糸切餅で知られる元祖 莚寿堂本舗があります。糸切餅は、求肥でこしあんを包んで、糸で切り分けて作られるお菓子です。私も1箱(5個入り500円)購入しました。求肥のやわらかい食感で、ひと口サイズなので食べやすいお菓子です。この時期は暑かったので、買ってすぐ車の中でいただきました。小分けの包装なので、本来はお土産として配るのにも向いていると思います。


💴 糸切餅:5個入り500円(私が購入したとき)
⏱ 営業:8:00〜17:00(売り切れ次第終了・毎月1日は7:30〜)
📅 定休日:第2火曜+毎週水曜(1・10・11月は無休)
🅿 駐車場:あり
関西で他にも静かな日帰りスポットを知りたい方は、こちらの穴場まとめも参考にしてください。

彦根で近江ちゃんぽんの昼ごはん
この日はもう一つ、彦根に立ち寄って昼ごはんを済ませています。自然のスポットや神社を巡ったあとに地元グルメを挟めるのも、近江エリアをまわるときの楽しみのひとつだと感じました。近江地方で親しまれているご当地グルメ、近江ちゃんぽんの名で知られる「ちゃんぽん亭総本家」に立ち寄りました。近江ちゃんぽんを食べるのは、この日が初めてでした。醒井や多賀大社を歩いたあとだったので、座って食べられる昼ごはんの時間はちょうどいい休憩になりました。彦根市内には彦根城をはじめ見どころも多いエリアですが、今回は近江ちゃんぽんだけを目当てに立ち寄る形になりました。彦根へは近江鉄道やJR琵琶湖線でもアクセスできるので、公共交通だけで醒井・多賀大社・彦根を回りたい場合も組み立てやすいと思います。

💴 近江ちゃんぽん:ランチセット(チャーハン付き・麺大盛り)で1,300円(訪問した店舗・時期での価格。店舗・メニューにより異なります)
⏱ 営業・定休日:店舗により異なります

醒井・多賀大社・彦根と回ったこの日の行程はひと段落です。朝は肩透かしから始まりましたが、お参りと昼ごはんで気持ちよく締めくくれた1日になりました。振り返ってみると、水の宿場町として知られる醒井と、「お多賀さん」の愛称で親しまれる古社をめぐる1日で、どちらも近江の水と信仰にまつわる場所だったと感じています。
この日をふりかえって
醒井の梅花藻は、正直に言うと期待していた景色とは違いました。水面いっぱいに咲く花を思い描いていた分、水面下に沈んだ様子には少し拍子抜けしたのが本音です。それでも、水温の低い清流をのぞき込んで小さな花を見つけたり、人の少ない川辺をゆっくり歩いたりする時間そのものは悪くありませんでした。中山道の宿場町だった名残を感じる家並みを歩けたのも、梅花藻とはまた別の楽しみだったと思います。「見頃」という言葉だけを頼りに行くと、私のように肩透かしを感じることもあるかもしれません。一方の多賀大社は、境内が平坦で座れる場所も多く、足の都合がある私でも無理なくお参りできました。門前の糸切餅を買い、彦根で近江ちゃんぽんを初めて食べたのも、この日らしい記録になりました。梅花藻・多賀大社・彦根という組み合わせは、水辺の静けさと神社の静けさ、そして食事の時間がバランスよく1日に収まる回り方だったと思います。移動の大半をカーシェアでまかなったこともあり、電車の乗り継ぎを気にせず回れたのも良かった点です。
🚆 交通費:大阪→醒ケ井 1,980円(現金)+醒ケ井→米原 200円(現金)
💴 参考額:御朱印500円(多賀大社)・近江ちゃんぽんランチセット1,300円
🚶 駅→入口:JR醒ケ井駅から地蔵川まで徒歩約10分/近江鉄道「多賀大社前」駅から多賀大社まで徒歩約10分
👣 この日の総歩行:約24,648歩・15.9km(iPhoneヘルスケア計測・目安)
静か
らくちん
醒井(梅花藻)公式:米原市公式サイト
多賀大社 公式:https://www.tagataisya.or.jp/
糸切餅 公式:https://itokirimochi.com/
あわせて行くなら|近江の周辺スポットメモ
今回の旅では、醒井・多賀大社・彦根のほかに河内風穴や、翌日の長浜・竹生島も回りました。水辺・古社・涼スポット・港町と、近江エリアは1か所だけでは終わらない見どころの多さがあるので、あわせて計画すると旅の充実度がぐっと上がると思います。
この日の道中で立ち寄った鍾乳洞です。詳しくは別記事にまとめています
🏮 長浜・翼果楼と黒壁スクエア|焼鯖そうめんとレトロな町歩き向け・JR長浜駅から徒歩
同じ旅の2日目に歩いた長浜の記録です
⛴ 竹生島|船で渡る静かな島港向け・長浜港などから船で約35分
国宝の唐門や165段の祈りの階段がある、湖に浮かぶ静かな島です
前泊プランで朝の静かな醒井を楽しむ
醒井を含む近江をゆっくり回るなら、前泊を組み込むのもおすすめです。前泊しておけば、朝いちばんの人が少ない時間帯に醒井を歩くこともできます。時間にゆとりを持って、梅花藻や地蔵川をのんびり眺められると思います。醒井・多賀大社・彦根をまとめて回るなら、1日で詰め込むより1泊2日にしたほうが、移動にも気持ちにも余裕が生まれるはずです。特に門前の莚寿堂本舗は売り切れ次第終了のお店なので、朝早く多賀大社にお参りしておくと、糸切餅を買い逃す心配も減ると思います。彦根での近江ちゃんぽんも、時間に余裕を持って組み込めば、慌ただしくならずに味わえると思います。
宿の選び方や予約サイトの使い方については、こちらの記事も参考にしてみてください。

梅花藻は肩透かしでも、お参りと昼ごはんが良い1日にしてくれた
梅花藻は期待どおりの景色ではありませんでしたが、川辺を静かに歩く時間そのものは気持ちよく、多賀大社では平坦な境内をゆっくりお参りできました。門前で糸切餅を買い、彦根で近江ちゃんぽんを初めて食べたのも、この日ならではの記録です。「見頃」の情報だけを見て一喜一憂せず、実際に足を運んでみないと分からない景色があることも、今回あらためて実感しました。近江には今回まわりきれなかった場所もまだまだあるので、季節を変えてまた訪れたいと思っています。
糸切餅:8:00〜17:00・売り切れ次第終了。定休日は第2火曜と毎週水曜です
前泊:醒井周辺 or 米原
移動:多賀大社は近江鉄道でも車でも行けます。米原駅前のカーシェアが便利です
服装:醒井・多賀大社とも境内や川沿いは日陰があるものの、夏場は日差しが強いので、歩きやすい靴と水分補給の準備があると安心です
持ち物:歩きやすいスニーカー(NB996レビュー)+軽量バッグ(グラニュールレビュー)
よくある質問
Q. 7月の醒井の梅花藻は見られますか?
A. 見頃自体は7月初旬〜9月中旬とされていますが、7月上旬に訪れた際は水量が多く花のほとんどが水面下で、期待していた景色とは違いました。ピークは7月下旬〜8月と言われています。米原市の公式情報では大雨のあとは花が散ったり増水したりして観賞に適さない時期があるとも案内されているので、訪れる直前の天気もあわせて確認しておくと安心かもしれません。
Q. 多賀大社へのアクセスは?
A. 近江鉄道「多賀大社前」駅から徒歩約10分です。境内はほぼ平坦で座れる場所もありました。米原・彦根方面からならカーシェアなどの車移動も便利です。参拝は境内自由・拝観料はかかりません。祭神は伊邪那岐命・伊邪那美命で、延命長寿や縁結びのご利益があるとされています。
Q. 糸切餅はどこで買えますか?
A. 多賀大社の門前にある元祖 莚寿堂本舗で購入できます。私が買ったのは5個入り500円でした。営業は8:00〜17:00で売り切れ次第終了、定休日は第2火曜と毎週水曜です(1・10・11月は無休)。駐車場もあります。糸切餅の赤・青3本の線は、日本へ攻めてきた元(蒙古)軍の旗印が由来と言われていて、単なるお土産物とは違った見方ができるお菓子でした。
Q. 醒井は駅から歩けますか?
A. JR醒ケ井駅から地蔵川までは徒歩約10分で、道はずっと平坦でした。大阪駅からの運賃は1,980円で、この区間はICカードが使えず現金払いでした。財布に現金を用意しておくと安心です。川沿いには日陰や座れる場所もあるので、足の都合でゆっくり歩きたい人にも歩きやすいと感じました。
滋賀を電車やバスで回るなら、滋賀のお得きっぷ4選|フリーきっぷ比較【2026年版】もあわせてどうぞ。


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