足に不安があっても行けた関西旅行9選|階段・坂の正直まとめ

足に不安があっても行けた関西旅行9選のアイキャッチ(緑の参道と鳥居) 体験記

かさこそペンギン

ゆっけ

見た目は普通に歩けてても、長い階段とか坂になるとしんどい人っておるやろ。実際歩いた所だけ、正直にまとめたから見たってな。

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料金や制度の内容は2026年8月時点のものです。ご利用前に必ず各公式サイトでご確認ください。

結論から言うと、関西で足に不安があっても行きやすいのは、道が平坦な多賀大社・醒井・長浜の3つです。そこに「少し歩くけど行けた4つ」「正直大変だった2つ」を足した9スポットを、歩きやすい順に紹介します。見た目は普通に歩けるのに長い階段や坂はしんどい――ゆっけは交通事故の後遺症があるその当事者で、ここで紹介する9つはすべて実際に歩いた記録です。

先に結論|足らく度で3グループ

迷っている方へ、先に結論からお伝えします。詳しい理由は後半で1つずつ解説します。今回は、9つのスポットを「足らく度」で3つのグループに分けました。上から順に、ゆっけが実際に歩いてしんどさを感じにくかった順になっています。まずはどのグループから見てみたいか、下のカードから飛んでみてください。

平坦でらくな3つ|多賀大社・醒井・長浜
境内も街も道がずっと平坦で、座れる場所も多い
少し歩くけど行けた4つ|下鴨神社・智積院・浮見堂・石山寺
坂や石段はあるものの、ゆっけは無理なく歩けた
正直大変だった2つ|竹生島・河内風穴
165段の石段や、滑りやすい足場。休みながらなら行けたが、しんどさは大きい

歩きやすさ早見表(2026年8月時点)

9か所を、駅からの歩き・道の様子・座れる場所で並べます。しんどさの感じ方は人によって変わるので、目安として見てください。

スポット 駅からの歩き 道の様子 座れる場所 詳しく
多賀大社 近江鉄道「多賀大社前」駅から徒歩約10分 境内はほぼ平坦、木陰も多い 多い 見る →
醒井・地蔵川 JR醒ケ井駅から徒歩約10分 ずっと平坦 日陰・座れる場所あり 見る →
長浜まち歩き JR長浜駅から徒歩約3分(豊国神社) 平らな道が中心 翼果楼は座敷、鉄道スクエアで休める 見る →
下鴨神社 京阪出町柳駅から徒歩約12分 坂はないが、舗装・砂利・石畳が混在 記録なし 見る →
智積院 京阪七条駅から徒歩10分/市バス東山七条から徒歩3〜5分 ゆるやかな上り坂が続く(急坂ではない) 記録なし 見る →
浮見堂 JR奈良駅東口から徒歩約25分(バス短縮可) ゆるやかな上りが25分続く(急坂ではない) 記録なし 見る →
石山寺 京阪石山寺駅から徒歩約10分/バス「石山寺山門前」下車 奥に向かって坂が続く、所々急な部分も 記録なし 見る →
竹生島 長浜港などから船(片道約35分) 本堂まで165段の石段、手すりは中央に1本 途中に座れる場所・日陰あり 見る →
河内風穴 公共交通が少なめ(彦根駅からタクシー約30分/ゆっけは車で訪問) 坂・階段+洞内の段差が不揃い、滑りやすい 受付そばのトイレにベンチあり 見る →

「駅からの歩き」は最寄り駅やバス停からの距離、「道の様子」は平坦か坂・段差があるかの記録、「座れる場所」は現地で休めそうな場所があったかどうかをまとめています。記録が残っていない項目は「記録なし」と正直に書いているので、その点も含めて参考にしてもらえたらと思います。

💡 あくまでゆっけ個人の体感です。同じ道でも、体調や足の状態によって感じ方は変わります。

このまとめの見方

読んでもらう前に、この記事の書き方について2つだけおことわりしておきます。

「足らく度」はゆっけ個人の体感です

醒井・多賀、長浜、竹生島、河内風穴の体験記には「足らく度」という体感バーを付けています。これはゆっけ個人の感じ方をもとにしたもので、医学的な評価や保証ではありません。智積院・浮見堂・石山寺の3つは、もともとの記事にこのバーが付いていないため、このまとめでも既存の記述の範囲で紹介しています。

体調や足の状態で感じ方は変わります

同じ道でも、その日の体調や足の状態によって、しんどさの感じ方は変わってきます。ゆっけの場合は左足に痛みが出やすく、踏ん張る動きや長い階段が特にしんどく感じるタイプですが、しんどさの出方は人によって違うはずです。また、この記事は車いすでの利用を想定した検証ではないため、車いす対応の可否については各施設の公式情報でご確認ください。段差や手すりの有無など、書ける範囲の事実はできるだけ具体的に残すようにしています。

足のことで迷って、なかなか出かけられずにいる方もいると思います。同じように迷っている方の、なにかの参考になればうれしいです。

①多賀大社|境内はほぼ平坦

近江鉄道「多賀大社前」駅から徒歩約10分です。駅から境内までの道のりも含めて、大きな坂や長い階段を上るような場面はありませんでした。境内はほぼ平坦で木陰も多い造りになっていて、座れる場所も多く、足の都合があるゆっけでも無理なくお参りできました。太鼓橋は見た目が印象的な橋ですが、実際に渡ることはできず見るだけになります。境内の中を歩くだけなら、坂や段差を気にせず参拝できるスポットで、今回の9つの中でも足への負担が少ないほうだと感じました。次に紹介する醒井の梅花藻と同じ日に組み合わせやすい立地でもあります。

多賀大社の参道
多賀大社の参道。境内はほぼ平坦です

詳しい様子は醒井の梅花藻と多賀大社を歩いた記録で紹介しています。

②醒井・地蔵川の梅花藻|ずっと平坦な散策路

JR醒ケ井駅から梅花藻で知られる地蔵川までは徒歩約10分。道はずっと平坦で、日陰になる場所や座れる場所もあったので、足の都合でゆっくり歩くゆっけにも歩きやすい道でした。清らかな地蔵川に沿って歩くだけの散策なので、坂や段差を上り下りする場面はほとんどありません。急いで歩く必要がなく、川沿いをゆっくり見ながら進めるので、足に不安があっても休み休み歩きやすいと感じました。多賀大社とあわせて回るコースにも組み込みやすいスポットです。

醒井・地蔵川沿いの平坦な散策路
醒ケ井駅から地蔵川までは、ずっと平坦な道です

同じ記事に多賀大社もまとめてあるので、醒井の梅花藻と多賀大社を歩いた記録をあわせてどうぞ。

③長浜まち歩き|平らな道が中心の街

豊国神社はJR長浜駅から徒歩約3分。そこから黒壁スクエア、長浜鉄道スクエア、翼果楼まで、いずれも徒歩圏に収まっています。長浜の町は平らな道が中心で、翼果楼は全席座敷なので座って足を休めながら食事ができました。長浜鉄道スクエアも「歩き疲れた足を少し休めながら、ゆっくり見て回れる規模」でした。踏ん張ると痛む足のゆっけの体感ですが、街歩きとしては無理のない範囲で楽しめました。どのスポットも近い距離に収まっているので、途中で座って休みながらでも1日で回りきれる規模です。

長浜の町なかの通り
長浜の町なか。平らな道が中心です

実食も含めた様子は翼果楼の焼鯖そうめん|長浜まち歩きの実食レポにまとめています。

④下鴨神社|坂はないが、道は砂利と石畳

京阪出町柳駅から徒歩約12分。坂を上るような場所はありませんが、境内までの道は舗装・砂利・石畳が混ざっています。上り下りがないぶん歩くのは楽でしたが、砂利や石畳は足元が不安なときに少し歩きにくく感じるかもしれません。

下鴨神社 糺の森のまっすぐな参道
糺の森のまっすぐな参道。坂はありませんが足元は砂利です

夏の御手洗祭(足つけ神事)では、靴を脱いで裸足になり、膝下までの水に入って御手洗池を歩きます。池の底は玉砂利で、手すりはありません。それでも列に待ちはほとんどなく、自分のペースで歩けました。当日のしんどさは大きくなく、翌日に疲れが残ることもありませんでした。

ここで気をつけたいのは、足元よりも人の多さのほうです。祭りの期間中は境内がずっと混んでいて、立ち止まらないよう声をかけられる場面もありました。静かに歩きたい日は、祭りの期間を外すほうが向いていると思います。くわしくは下鴨神社 御手洗祭に行った記録をご覧ください。

⑤智積院|ゆるやかな上り坂が続く

京阪七条駅から徒歩10分、または市バス「東山七条」から徒歩3〜5分です。駅から境内にかけてゆるやかな上り坂が続きますが、急な坂ではなく、歩きやすい靴で行くと安心できる道でした。境内や周辺にもゆるやかな坂や段差はあるものの、急な上りは少なく、のんびり歩くぶんにはそれほどしんどくありませんでした。この日は智積院を含めて3か所を巡り、総歩行約2km・約3時間ほどでしたが、坂道を含めて歩いても足や肩への負担は思ったより少なく感じました(歩きやすい靴やバッグの工夫も含めての体感です)。なお、段数や手すりの有無までは記録していないので、その点は正直にお伝えしておきます。

智積院の境内の石畳の道と数段の階段
智積院の境内。広い石畳の道の先に、数段の段差があります

駅からの上り坂と境内の坂の両方があるスポットなので、時間に余裕を持って、休み休み歩くくらいのペースが合っていると感じました。くわしくは智積院のあじさいを訪ねた穴場参拝記録をご覧ください。

⑥浮見堂|距離は長めだがバス短縮も可能

JR奈良駅東口から浮見堂までは徒歩約25分(片道)で、最寄りのバス停は「破石町」です。坂といっても急なところはなく、ゆるやかな上りが25分続く道でした。ただ、駅を出てすぐより後半のほうが上りになるので、足に不安があるときは後半に体力を残しておくと安心です。距離が長めになる分、歩くのがしんどい人はバスで途中まで移動して距離を縮める方法もあります。現地には約3時間ほど滞在し、浮見堂のまわりは静かな雰囲気でした。なお、段差や手すりの有無までは記録していないので、その点は正直にお伝えしておきます。

奈良公園の木立の中の広くて平らな道
奈良公園の中の道。浮見堂までは駅から25分ほど歩きます

当日の様子は浮見堂の青紅葉を見に行った記録(奈良公園)にまとめています。

⑦石山寺|坂は続くが無理なく回れた

京阪石山寺駅から徒歩約10分(瀬田川沿い)、バス「石山寺山門前」で下車すれば門の目の前です。東大門から入って奥に向かって坂が続き、所々に急な部分もありますが、ゆっくり歩いて全体を回っても、体力的にそこまで大変ではありませんでした(個人差はあります)。本堂に上る階段もありますが、段数や手すりの記録は残していません。庭園ゾーンは足元が濡れていると滑りやすそうな箇所もあったので、雨の日は少し注意が必要かもしれません。「ゆっくりペースで歩けば無理なく回れると思います。ただし体調や足の状態によって感じ方は変わります」という体感でした。駅からの平坦な道と、境内に入ってからの坂道とで体力の使い方が違う印象があったので、境内に着いてからは特にペース配分を意識すると余裕を持って回れそうです。

石山寺の灯籠が並ぶ石段
石山寺の境内。奥へ進むと、灯籠の並ぶ石段が続きます

季節の様子は石山寺のあじさいが見頃だった参拝記録で紹介しています。

⑧竹生島|165段の石段が本堂までの本番

長浜港から船で往復3,800円・片道約35分ほど。島に上陸して拝観する場合は、このほかに入島料が大人600円(中学生以上)かかります(2026年8月に琵琶湖汽船の公式サイトで確認)。今津港や彦根港からの便もあります。上陸すると、本堂までは165段の石段が続きます。段の高さは不揃いで、手すりは石段の真ん中に1本だけ、迂回できるルートはありません。ゆっけは2回休みながら上り、上りにかかった時間は約15分、しんどさは10段階中4くらいでした。途中には座れる場所や日陰もあり、「左足に痛みが出るゆっけでも竹生島には参拝できました」「翌日も普段どおり過ごせています」という結果でした。体力を使うのはほぼこの石段の上り下りだけで、船の乗り口にも段差があるので、乗降のときも足元を確認しておくとよいと思います。9つのスポットの中では一番はっきりした「階段の本番」がある場所ですが、休みながらでも上り切れたという結果は、同じように足に不安がある人には参考になるのではと思っています。

竹生島の石碑と本堂へ続く165段の石段
本堂へ続く165段の石段。段の高さは不揃いです

石段の様子は写真つきで竹生島の石段参拝にまとめています。

⑨河内風穴|正直、いちばん大変だった

正直、足に不安が大きい人にはすすめにくいスポットです。公共交通が少なく、ゆっけは彦根駅からのタクシー(約30分)ではなくカーシェアを利用してアクセスしました。入洞料を払う受付のすぐそばにトイレがあり、そこにベンチが置いてあります。洞口へ向かう前に、ここで一度休んでおくと安心です。ただし入口までにも坂と階段があり、洞内は段差の高さが不揃いで足場が滑りやすく、かがんで進む場面もあります。帰り道は足元が透けて見える新しい階段になっていて、見た目にも緊張感のある区間でした。「足に不安がある方は、その点を踏まえて無理のない範囲で判断してもらえたら」というのが正直な気持ちです。なだらかなルートがあるかどうかは、ゆっけ自身は確認できていません。ほかのスポットと違って洞窟という場所柄、平坦な迂回路を選べない造りになっています。

河内風穴の受付から洞口までの山道
河内風穴の受付から洞口までの山道

洞内の様子は河内風穴|夏でもひんやり涼しかった洞窟レポに詳しく書いています。

かさこそペンギン

ゆっけ

河内風穴と竹生島の石段は、しんどいから無理には勧めへん。他の7つは足に不安がある僕でも歩けた場所やから、気になる所から見てみてな。

よくある質問(FAQ)

Q. 車いすでも行ける?

この記事は「歩けるけど長い階段や坂がしんどい人」の体感まとめであり、車いすでの利用を想定した検証はしていません。車いす対応の有無や設備については、各施設の公式サイトで確認することをおすすめします。特に竹生島は石段しかルートがなく、河内風穴も洞内に段差があるため、この2つは車いすでの利用は難しいと考えられます。

Q. 杖があれば大丈夫?

足の状態は人それぞれなので、杖があれば大丈夫とは言い切れません。竹生島の手すりが石段の真ん中に1本だけであることや、河内風穴で足場が滑りやすいことなど、この記事に書いた段差や手すりの情報を、ご自身の判断材料の1つにしてもらえたらと思います。

Q. 歩きやすい靴のおすすめは?

ゆっけが旅先で実際に使っている靴については、ニューバランス996を旅で使った感想にまとめています。あわせて参考にしてみてください。

Q. しんどくなったら途中で休める?

座れる場所があるかどうかは、この記事の早見表と各スポットの説明にできる範囲で書いています。竹生島のように途中に座れる場所や日陰がある所もあれば、記録が残っていない所もあります。無理をせず、休み休みで回るのがおすすめです。長浜の翼果楼のように座敷でしっかり座れる場所であれば、食事をしながら足を休めることもできます。

Q. 歩く距離そのものを減らす方法はある?

駅から現地まで距離がある場所や、1日に何か所か回りたいときは、駅で車を借りると、歩く距離そのものを減らせます。坂や階段は変えられませんが、駅から入口までの移動を車にするだけでも足の負担は変わります。ただし竹生島は船でしか渡れないので、この方法は使えません。借り方の使い分けはレンタカーとカーシェアどっち?駅で借りる旅の使い分けにまとめています。

Q. この9か所に大阪は入っていますか?

入っていません。今回まとめたのは滋賀・京都・奈良の9か所です。大阪は近いぶん行く機会が多いのですが、「階段と坂」の目線で歩き直せていないので、この記事には入れていません。実際に歩いて確かめたら足していきます。

Q. 「歩かなくていい観光地」を探しているのですが、この記事は役に立ちますか?

少し違うかもしれません。この記事は「歩けるけれど、長い階段や坂がしんどい人」が自分の足で回った記録です。まったく歩かずに楽しめる場所を探しているなら、別の情報のほうが合っています。ただ、平坦な3つ(多賀大社・醒井の梅花藻・長浜まち歩き)は歩く距離を自分で調整しやすい場所なので、そこだけでも参考になると思います。

Q. 高齢の親を連れて行くときの参考になりますか?

段数・距離・所要時間といった数字の部分は、そのまま使ってもらえると思います。ただ「らく」「しんどい」の感じ方は、ゆっけ本人が歩いたときの体感です。同じ道でも人によって変わるので、感想より数字のほうを目安にしてください。

まとめ|まずは平坦な3つから

最後に、9つのスポットを足への負担の軽い順にもう一度おさらいします。

9スポットのおさらい

  • 🌿 平坦でらくな3つ:多賀大社・醒井の梅花藻・長浜まち歩き
  • 🚶 少し歩くけど行けた4つ:下鴨神社・智積院・浮見堂・石山寺
  • ⚠️ 正直大変だった2つ:竹生島・河内風穴

無理に9つ全部を回る必要はありません。まずは道が平坦な3つから試してみて、慣れてきたら「少し歩くけど行けた4つ」に足を伸ばす、という順番でも十分だと思います。竹生島や河内風穴のように正直に大変だったスポットは、無理に予定に入れなくても、他の7つだけで十分に旅として成立します。自分の足と相談しながら、1つずつ選んでいく――そんな旅の仕方が、結果として一番長く続けられる気がしています。

前泊して当日の足に余裕を持たせたい方は宿予約サイトの選び方も、荷物を軽くしておきたい方は最低限の持ち物チェックリストもあわせてどうぞ。今回の9つのうち浮見堂・智積院・石山寺・竹生島は、関西日帰り穴場まとめでも「人の少なさ・静かさ」の目線から紹介しています。同じ場所でも、選ぶ物差しが変わると見え方も変わります。


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