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結論、青春18きっぷ5日間(12,050円)で、大阪から尾道・三原・大久野島・竹原・岩国まで回って帰ってこられました。1日1つの町だけにして、移動は午前に済ませ、午後はその町を歩く形です。どこで座れたか、きっぷの外でいくら使ったか、元が取れなかった日まで、実際に動いた順に書いていきます。

- 18きっぷ5日間で、どれくらい遠くまで行けるか知りたい
- 普通列車で長く乗るときの、座れる・座れないの目安が欲しい
- 関西から山陽路(広島・山口方面)へ行く旅を組みたい
- 足に不安があって、1日にどこまで詰め込めるかを決めかねている
5日間で回ったところ|大阪から岩国まで
2日目 9/1(火):尾道の朝(ロープウェイ・千光寺・猫の細道)→ 三原 11:51着(城跡・三原港)→ 14:09発 → 忠海 14:33着 → 船で大久野島/島の休暇村泊
3日目 9/2(水):大久野島の朝 → 船で忠海 → 竹原 13:48着(町並み保存地区・普明閣・夜の町)/竹原泊
4日目 9/3(木):竹原05:20発(呉線の始発)→ 岩国 08:15着(錦帯橋・岩国城・白蛇)/岩国泊
5日目 9/4(金):大雨のため、まっすぐ大阪へ帰る
📍 Googleマップで尾道駅(この旅の最初の目的地)を開く
予定では最終日に鞆の浦へ寄るつもりでしたが、台風と秋雨前線が重なって前の日から大雨の予報が出ていたので、海沿いを歩いても楽しめないと判断して切りました。帰りに運休されると身動きが取れなくなるのも大きかったです。18きっぷは買った日数ぶんを持ち越せないので、もったいないからと無理に寄り道すると濡れて疲れるだけになります。同じ理由で4日目も前倒しにして、竹原から岩国へ先に移動しました。
座れる境目は、姫路から西でした
関西から西へ18きっぷで動くとき、いちばん気になるのは座れるかどうかだと思います。私が5日間乗ってみて感じたのは、座れるかどうかの境目は姫路で、そこから西は乗り換えるたびに車内が空いていくということでした。
・姫路〜岡山〜糸崎:ここから西は落ち着きます。座れないことはありませんでした
・糸崎〜尾道・三原:さらに空きます
・呉線(三原〜忠海〜竹原〜広):本数は少ないですが、席には余裕がありました
ですから、5日ぶん全部を気にする必要はなく、大阪を出るときだけ早めにホームに並んでおけば十分でした。姫路から先は乗り換えのたびに人が減っていって、糸崎から先になると車内がすっかり静かになります。長く乗るぶん、座れるかどうかで疲れ方がまるで変わります。最初の1本さえ座れたら、あとは楽でした。

1日目|尾道でラーメンと渡船と、人のいない寺
大阪を朝6時19分に出て、尾道に着いたのが11時14分でした。乗り継ぎ4回でおよそ5時間なので、午前中はまるまる移動に使う計算になりますが、その代わり初日の午後からはもう歩き始められました。

着いてすぐ尾道ラーメンの丸ぼしに並びましたが、12時前に入って待ちは15分でした。食べ終わって14時前にもう一度前を通ったときもまだ10組ほど並んでいたので、昼のピークはかなり長く続きます。そのあとは渡船で向島へ渡っていて、こちらは大人100円・4分と、乗り物というより道の続きのような感覚でした。

午後は駅から東へ歩いて浄土寺まで行きました。国宝が2つある寺なのに、境内にいたのは私ともう1人だけで、同じ町の中とは思えないくらい静かです。尾道は観光客がまあまあいる町ですが、歩く方角を変えるだけで人の数は変わりました。

2日目|三原の乗り継ぎで、2時間だけ歩きました
2日目は尾道の朝を歩いてから、三原で呉線に乗り換えて忠海へ向かいます。三原に着いたのが11時51分。すぐ次の便に乗ってもよかったのですが、約2時間だけ三原の町を歩いて、次の次の便にしました。
三原城の天主台跡は駅の構内から入れるので、雨でも寄れます。そこから大島神社の連立鳥居まで坂を上がって、商店街でタコ天を食べて戻って、ちょうど2時間ほどでした。乗り継ぎで降りるだけの町でも、2時間あればこれだけ回れます。

港にも寄りました。大久野島へ渡る船は忠海港からで、三原からは渡れません。三原〜大久野島の高速船は2026年4月以降 休止していて、三原市 港湾課と船会社のどちらの公式にも出ています。私は最初から忠海から渡るつもりだったので予定は変わりませんでしたが、三原から乗るつもりで来ていたら、その場で組み直すことになっていました。
3日目|大久野島の朝と、竹原の夜
大久野島には泊まりました。船の便を考えると日帰りで島にいられるのは昼のあいだだけになるので、日帰りだといちばんうさぎが少ない時間に当たることになります。泊まった翌朝が、島にいたあいだでいちばんうさぎの数が多い時間でした。


島は自転車で一周してもおよそ30分でした。私が取ったプランにはレンタサイクルの乗り放題パスポートが付いていて、電動アシスト付きでも無料で借りられています。うさぎだけでなく毒ガス資料館や発電場跡も残っているので、1泊すると朝・昼・夕方・夜と時間を変えて島を歩けます。私が取ったプランは12時イン・12時アウトの24時間ステイで、着いた日の昼も、翌日の昼も島にいられました。いい宿でした。
昼の船で島を出て、この日のうちに竹原へ移動しています。町並み保存地区を歩いてから、夕方に普明閣へ上がりました。

竹原に泊まったので、日が落ちてからもう一度同じ町並みを歩けました。昼と夜で同じ道の見え方がまるで違うのは、泊まった日にしか手に入らないものです。
4日目|竹原5時20分の始発で、岩国へ
もともとは4日目もゆっくり動くつもりでしたが、天気予報を見て岩国へ前倒しすることに決めました。竹原から岩国までは呉線で広まで出て、そこから山陽本線に乗り継ぎます。竹原05:20発の始発に乗って、岩国に着いたのが08:15でした。
呉線は本数が多くないので、こういう動き方をするなら前の晩は駅前の宿にしておくほうが安全です。泊まった宿の案内ではチェックアウトは翌日10時まででしたが、早朝でもフロントに人がいて、5時前でも普通に出られました。始発に乗るなら、宿を選ぶときに見るのは「夜間にフロントに人がいるか」の一点です。
岩国駅から錦帯橋へはバスで20分ほどです。18きっぷだけで近づける駅としては岩徳線の川西駅があって徒歩15分なのですが、岩国発08:08の次が11:26と、3時間以上あいてしまいます。時刻表を見た時点で実質バス一択でした。
乗るのは「新岩国駅行」のバスです。支払いは後払いの整理券方式なので、乗るときに整理券を取っておけば大丈夫でした。

この日は錦帯橋の入橋料が値上げされた直後で、大人500円になっていました。橋とロープウェーと岩国城のセット券が1,550円あるので、料金所で買うかどうかを少し迷っています。分かれ目は岩国城に入るかどうかで、そこは別の記事にまとめました。
同じ岩国でも、錦帯橋のまわりと駅前では人の数がまるで違いました。橋のあたりには観光の人も外国から来た人もそれなりにいましたが、バスで20分離れた駅前まで戻るとすっかり静かになります。
5日目|雨の日は、無理をせずに帰る
最終日は朝から雨で、予定していた鞆の浦は海沿いを歩く場所なので、この天気では写真も歩きも楽しめないと判断してまっすぐ大阪へ帰りました。5日ぶんのきっぷを買っていると最後まで使い切りたくなりますが、濡れて疲れるだけの一日を足しても残るものはありません。切る判断も、きっぷの使い方のうちだと思いました。
まとめ|元は取れましたが、取り方に無理がありました
12,050円を5日で割ると1日あたり2,410円です。この額を普通運賃で超えない日は、計算のうえでは損になります。旅から戻ったあとに、実際に乗った区間を調べ直してみました。
・3日目 忠海→竹原:200円(2,210円届かず)
・4日目 竹原→岩国:1,980円(430円届かず)
・初日 天王寺→尾道/最終日 岩国→大阪:どちらも250kmを超える移動で、2,410円は大きく超えます
町から町へ移るだけの日は、3日ともこの金額に届いていませんでした。元が取れていたのは初日と最終日の長距離移動だけで、このきっぷで元を取ろうとすると、遠くへ行って遠くから帰ってくる日が要ります。最終日は朝から夕方までほぼ乗りっぱなしで、車窓はよかったのですが、あれは観光というより移動でした。
ひとつ気をつけたいのは、いまの18きっぷは連続した日数で使う決まりだということです。5日間用なら使い始めた日から5日続けて使うことになるので、今回のように月曜から金曜まで通しで動く旅とは相性がよかった一方、週末だけ2回に分けて使うような買い方はできません。1枚を1人で使う形になっているので、複数人で分け合うこともできなくなっています。
それでも、このきっぷを買う理由は損得だけではないとも思っています。一度、普通列車だけで遠くまで行ってみたかった、という理由で手にとる人もいるはずで、その場合は最初から計算の話ではありません。私も正直なところ、元が取れるかどうかより「いつか18きっぷで旅してみたい」のほうが先にありました。
5日歩いて残ったのは、名所そのものより町の静けさのほうでした。尾道だけは観光客がまあまあいて、そこが基準になります。三原・竹原・岩国の駅前は、平日という条件もあってどこも人がまばらで、時間の流れ方そのものが関西と違って感じられました。
🎫 きっぷ:青春18きっぷ 12,050円(5日間・1人用)/1日あたり2,410円
🚆 回った町:尾道・三原・大久野島・竹原・岩国(鞆の浦は雨で見送り)
⏱ 初日の移動:天王寺06:19発 → 尾道11:14着。乗り継ぎ4回・約5時間
💴 きっぷ以外にかかった主なお金:忠海〜大久野島の船 往復720円/尾道の渡船 片道100円/うさぎの餌200円/錦帯橋のセット券1,550円
🚶 歩いた距離の目安:尾道駅→丸ぼし 徒歩15分/尾道駅→浄土寺 徒歩25分/三原駅→天守台跡 40m(駅の構内から)/竹原駅→町並み保存地区 徒歩15分/岩国駅→錦帯橋 バス20分
にぎやか
静か
しんどい
らくちん
あわせて行くなら|この5日間で寄ったところ
寄ったところは、1日ぶんずつ別の記事にまとめてあります。行き方と値段はそれぞれの記事のほうが細かいです。
時刻表を見なくても、待っていれば次の船が来ます。片道100円4分の乗り方と、瓶を返して飲むラムネ
⛩ 尾道の浄土寺|人の少ない所を歩きたい人向け・尾道駅から東へ徒歩25分
国宝が2つあるのに、同じ時間に境内にいたのは私ともう1人だけでした。境内が無料で歩ける話と、坂を登らない回り方
⛵ 三原と大久野島の船|三原で乗り継ぐ人向け・忠海までは呉線で20〜25分
三原からは渡れません。港の案内板に大久野島の表示はもう出ていませんでした。いま動いている行き方と、乗り継ぎ2時間の過ごし方
🐰 大久野島のうさぎ|動物に会いたい人向け・忠海港からフェリーで15分
生野菜をあげてはいけません。餌は港で買っておきます。餌を売っている場所と、1袋の値段
🏨 大久野島の宿|島に泊まりたい人向け・島内の宿は1軒だけ
12時イン・12時アウトなので、着いた日の昼も翌日の昼も島にいられます。夜のウミホタルと、朝いちばんのうさぎ
🏘 竹原の町並み保存地区|古い町並みを歩きたい人向け・竹原駅から徒歩15分
水曜に行っても、閉まるのは中に入る建物だけでした。水曜に開いていた所と、閉まっていた所
🌉 錦帯橋|岩国へ行く人向け・岩国駅からバスで20分
セット券1,550円は、買うと損になる場合があります。分かれ目が岩国城になる理由
🐍 岩國白蛇神社|お金をかけたくない人向け・錦帯橋から歩けます
有料の館に入らなくても、白蛇は見られました
5日間の宿は、駅か港のそばで取りました
この旅は尾道・大久野島・竹原・岩国と、町を変えながら泊まりました。歩く距離を減らしたいので、宿はできるだけ駅か港のすぐそばにしています。竹原は駅から1分、岩国は駅前だったので、朝いちばんの列車にも無理なく乗れました。
宿は同じ部屋でも、どのサイトから取るかで払う額が変わります。貯めているポイント別に、どの予約サイトが安くなるかの選び方をまとめました。
5日あれば、1日に1つの町をゆっくり歩けます
1日に1つの町だけにして、移動は午前中に済ませ、午後はその町をゆっくり歩く。この形にすると足にも無理がありませんでした。5日間で尾道・三原・大久野島・竹原・岩国を回りましたが、詰め込みすぎずにこれくらいが結局はちょうどよかったです。
18きっぷそのものの値段や使い方、大阪発の組み立て方はこちらにまとめています。

よくある質問
Q. 大阪から尾道まで、18きっぷだと何時間かかりますか?
A. 私は天王寺を06:19に出て、尾道に11:14に着きました。乗り継ぎ4回で約5時間です。大阪→姫路→岡山→糸崎→尾道という乗り継ぎでした。
Q. 普通列車で長く乗るとき、座れますか?
A. 私が乗った範囲では、混むのは大阪〜姫路だけでした。姫路から西は座れないことがなく、糸崎から先はさらに空きます。呉線も席には余裕がありました。時間帯や時期で変わるので、大阪を出るときだけ早めに並ぶのがおすすめです。
Q. 5日間で何か所くらい回れますか?
A. 私は1日に1つの町にして、尾道・三原・大久野島・竹原・岩国の5か所を回りました。移動を午前に済ませて午後は歩く、という形です。足に不安があるなら、これくらいが無理のない目安だと思います。
Q. 18きっぷ以外にお金はかかりますか?
A. かかります。この旅では、忠海〜大久野島の船が往復720円、尾道の渡船が片道100円、うさぎの餌が200円、錦帯橋のセット券が1,550円でした。船と入場料は18きっぷの外なので、別に用意しておいてください。
Q. 雨の日はどうしましたか?
A. 最終日が雨だったので、予定していた鞆の浦を切って、まっすぐ帰りました。海沿いを歩く場所なので、無理をしても楽しめないと判断しています。18きっぷは日数ぶんを使い切りたくなりますが、使い切ることより、その日を楽しめるかで決めたほうがよかったです。
Q. 岩国の錦帯橋へは、18きっぷだけで行けますか?
A. いちばん近い駅は岩徳線の川西駅で徒歩15分ですが、本数が少なく、岩国発08:08の次が11:26でした。実質はバス一択で、私も岩国駅から「新岩国駅行」のバスに乗っています。行き先の表示に錦帯橋は出ませんが、きちんと経由します。


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