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料金や制度の内容は2026年7月時点のものです。ご利用前に必ず各公式サイトでご確認ください。
結論:河内風穴は洞内が一年中12〜13℃で、夏でも天然のクーラーのように涼めました。歩いて火照った体に出入り口の風が気持ちよく、すれ違ったのは二組だけでほぼ貸し切り状態でした。この記事では、涼しさの体感と足場・服装の注意点、アクセスや料金をありのまま書きます。
- 夏に涼しい観光地を探している人(洞窟・鍾乳洞系)
- 河内風穴の服装・靴・足場が気になる人
- 静かで人が少ない近江のスポットをのんびり回りたい人
この日は醒井の地蔵川や多賀大社もあわせて回りましたが、この記事では涼しさがいちばん印象に残った河内風穴にしぼって、実際の様子をレポートします。
河内風穴ってどんな所?西日本最大級の鍾乳洞
河内風穴は、滋賀県犬上郡多賀町にある鍾乳洞です。総延長は約10,020m以上とされ、関西(西日本)では最大級の鍾乳洞と言われています。ただ、これだけ長くても観光で歩けるのは入口から約200mの区間だけです。「大広間」や「ドリームホール(夢ホール)」といった大きな空間もあるそうですが、それらはもっと奥の一般には公開されていないエリアにあるようで、見学コースの中では見られませんでした。
洞内は一年を通して12〜13℃と言われていて、夏はひんやり涼しく感じられます。歩ける区間は短めですが、それでも鍾乳洞らしい冷たい空気と、地下を流れる水の気配は十分に味わえました。

米原からカーシェアで河内風穴へ|公共交通が少ないエリア
河内風穴の周辺は、電車やバスだけで行くのが難しいくらい公共交通の便が少ないエリアです。公式情報では、JR彦根駅からタクシーで約30分、近江鉄道多賀大社前駅からタクシーで約15分、車なら名神彦根ICまたは名神多賀SICから約25分とされています。私はこの日、米原駅前でタイムズのカーシェアを借りて、そのまま河内風穴へ向かいました。
米原駅前にはカーシェアのステーションがあり、免許があれば手ぶらでも借りられます。公共交通が少ない区間だけ車を使う、という組み合わせ方は使い勝手が良いと感じました。車がない場合は、彦根駅・多賀大社前駅どちらからもタクシーで行ける距離なので、あわせて検討してみてください。
カーシェアとレンタカーのどちらが向くかは、「泊まりがけで連日使うか、ちょい乗りか」で分かれます。河内風穴のように日帰りで数時間だけ車を使うなら、15分単位で借りられて24時間いつでも返せるカーシェアが向いています。駅で借りるときの選び方は、こちらにまとめました。


駐車場に車を停めて、受付で入洞料を払ってから洞口までは、山道を少し歩きます。坂もあるので、汗ばむくらいの距離でした。当日の流れをまとめると、次のようになります。
- 駐車場に車を停める
- 受付で入洞料を支払う
- 山道(坂あり)を歩いて洞口へ
- 洞口から入洞(出入り口で風の涼しさを実感)
- 洞内を見学(足場に注意しながらゆっくり)
- 出口から駐車場へ戻る

💴 入洞料:大人500円・小人(5歳〜小学生)300円
⏱ 営業:夏期(4〜10月)9:00〜18:00(受付17:00まで)・冬期(11〜3月)10:00〜17:00(受付16:00まで)
🚫 休業:大雨・積雪時
🅿 駐車場:普通車40台・500円
🕒 滞在の目安:約50分(駐車場に停めてから、坂道・洞内を見て戻るまで。2026年7月の実測)
🌡 洞内の気温:年間12〜13℃と言われています
🚗 車:名神彦根ICまたは名神多賀SICから約25分
🚕 電車+タクシー:JR彦根駅からタクシーで約30分/近江鉄道多賀大社前駅からタクシーで約15分
📍 Googleマップで河内風穴を開く
二組とすれ違っただけ、入ったら貸し切りだった
洞口に近づくと、洞窟の中からひんやりした風が流れてくるのを感じました。ここまで歩いて体が熱くなっていたところだったので、この風の涼しさに驚きました。出入り口から風が流れているのがはっきり体で分かり、目の前でクーラーに当たっているような感覚で、歩いて火照った体にちょうどよく涼めました。

「風穴」という名前のとおり、この洞窟は風が吹くことで知られているそうです。洞内の気温は一年を通してほとんど変わらないのに対して、外の気温は季節で大きく変わるため、夏は洞内の冷たい空気が外へ流れ出し、冬は逆に暖かい空気が流れ出すことで風が生まれる、と言われています。夏に出入り口で涼しい風を感じたのも、この気温差のしくみのおかげだったのかもしれません。
洞内に入ってからは、二組とすれ違っただけで、あとは貸し切り状態でした。夏休み前の平日昼という時期もあったと思いますが、これだけ静かに洞窟を歩けるとは思っていなかったので、うれしい誤算でした。聞こえてくるのは自分の足音くらいで、観光地にありがちなざわめきはほとんどありませんでした。平日や夏休み前の時期を選べば、同じように静かに歩ける可能性があるかもしれません(あくまで今回1回だけの体感です)。


奥に進むと、洞内が少し広く開けて見える場所もありました。ただ、「ドリームホール」のような大きな広間は見学できる範囲の先にあるようで、実際に歩いた区間はこぢんまりとした空間でした。それでも、見えている範囲の先にも洞窟がまだ奥へ続いているのだと思うと、少し不思議な気持ちになりました。歩いた先には水の流れている場所もあり、ひんやりした空気のなか、外の暑さがうそのように感じられる時間でした。
観光で歩けるのは入口に近い一部だけで、それより奥は今も新しい空間の測量が続けられていると紹介されていました。自分が歩けたのは全体のごく一部だったのだと知ると、静かな洞窟の奥にまだ知らない空間が広がっているようで、少し想像がふくらみました。



足場と服装|滑る・かがむ・羽織るものを
洞内で気をつけたいのが足元です。入口までは坂と階段があり、洞内の足場もところどころ滑りやすく、かがんで進む場面もありました。石灰岩の鍾乳洞は地下水が流れているぶん、足元が湿っている場所も多いようで、乾いた道を歩く感覚とはだいぶ違いました。洞内には照明が設置されているので真っ暗ではありませんが、明るさは屋外ほどではないので、足元を確認しながらゆっくり進むのが安心だと思います。
洞内は、行きと帰りで通る道が分かれていました。行きは石段を登っていったのですが、段差の高さがそろっておらず、一段ずつ足元を確かめながら進みました。帰りは新しく整備された階段から下りたのですが、足元が透けて見える造りになっていて、高さのあるところでは少しスリルを感じる場面もありました。同じ洞窟でも、登りと下りで足元の感覚がずいぶん違って、それも含めて記憶に残る道のりでした。


洞内は年間12〜13℃と言われていますが、私が行った夏の日は外も暑く、洞口までの山道を登って体も温まっていたので、念のため持っていった薄手のパーカーは着ずにちょうどよかったです。寒がりな方や長くいる方は、羽織るものが一枚あっても。それよりも、洞内は数か所で天井から水滴が落ちてくる場所があったので、濡れるのが気になる人は帽子があるといいかもしれません。靴はサンダルよりスニーカーなど、足首まわりが安定するもののほうが歩きやすいと思います。急いで進む必要はないので、無理せず自分のペースでゆっくり歩くのがおすすめです。
- 歩きやすい靴(スニーカーなど・足首まわりが安定するもの)
私が履いて行ったのはニューバランス996です。段差の高さがそろわない石段でしたが、スニーカーで行って正解でした - 帽子(洞内は数か所で天井から水滴が落ちてきます)
- 羽織るもの(寒がりな人・長く滞在する人向け。夏は無くても大丈夫でした)
- タオル(外の暑さで汗をかいた状態で洞内に入るため)
- 飲み物(夏場は特に、山道を歩く前に用意しておくと安心です)

洞窟を出ると、待っていたのは真夏の日差しでした。ひんやりした洞内から一転、外の空気の重たさをあらためて感じて、それだけ洞内が特別に涼しかったのだと実感しました。洞口のすぐそばには清流が流れていて、水がとても澄んできれいだったのが印象に残っています。水に触れてみると、ひんやり冷たくて気持ちよかったです。河内風穴を出たあとは、車で近い多賀大社へ向かいました。距離が近いので、涼しい鍾乳洞とお参りをセットで回りやすいと感じました。
まとめ|涼を探すなら河内風穴
天然のクーラーのような涼しさを、二組しかすれ違わない貸し切り級の静けさで味わえました。洞内12〜13℃という気温差は、歩いて火照った体にはちょうどよく、外の暑さを忘れられる時間でした。歩けるのは入口近くの短い区間だけですが、それでも十分に涼しくて楽しい場所でした。足場が滑りやすい場所やかがむ場面もあるので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。夏に涼しく、なおかつ静かなスポットを探している人には、正直におすすめできる場所でした。冬は逆に洞内のほうが外より暖かく感じるそうなので、季節を変えてまた歩いてみたいと思っています。
💴 入洞料:500円(駐車場別途500円)
🚗 移動:米原駅前でタイムズのカーシェアを利用(公共交通の便が少ないエリアのため)
静か
らくちん
河内風穴 公式:滋賀県観光情報公式サイト/多賀観光協会公式サイト
あわせて行くなら|近江の周辺スポットメモ
この日は河内風穴のほかに、醒井や多賀大社を回り、翌日には長浜まで足をのばしました。河内風穴だけだと現地での滞在は長くならないので、公共交通が少ないぶん車で動ける日なら、周辺のスポットとあわせて1日で回るのもおすすめです。近江エリアは1か所だけで終わらない見どころの多さがあるので、あわせて計画すると旅の充実度が上がると思います。
河内風穴から車で近い多賀大社は、境内がほぼ平坦で座れる場所もあり、足にやさしくお参りできました。同じ日にまわった近江のスポットです。
🏮 長浜・黒壁スクエア|レトロな町歩き・食べ歩き向け・JR長浜駅から徒歩
ガラス細工の店が並ぶ町並みです。焼鯖そうめんの翼果楼もこのエリアにあります。
⛴ 竹生島|船で渡る静かな島港向け・長浜港などから船で約35分
国宝の唐門や165段の祈りの階段がある、湖に浮かぶ静かな島です。涼を求めた今回とはまた違う、静かな時間が流れる場所でした。
前泊プランで朝の静かな河内風穴を楽しむ
河内風穴を含む近江をゆっくり回るなら、前泊を組み込むのもおすすめです。前泊しておけば、朝いちばんの人が少ない時間帯から動けて、公共交通が少ないエリアの移動にも余裕が生まれます。醒井や多賀大社、彦根、長浜もあわせて回ろうとすると、日帰りではどうしても時間に追われがちです。1日で詰め込むより1泊2日にしたほうが、移動にも気持ちにも余裕ができると思います。米原や彦根に宿を取れば、河内風穴にも周辺のスポットにも動きやすい位置になります。
宿の選び方や予約サイトの使い方については、こちらの記事も参考にしてみてください。

夏の涼しさを求めるなら、河内風穴を訪ねてほしい
洞内12〜13℃という気温差、二組しかすれ違わなかった静けさ。どちらも実際に行ってみないと分からない体感でした。歴史や広さを知らなくても、歩くだけで十分に涼しくて楽しい場所です。足場が滑りやすい場所やかがむ場面もあるので、歩きやすい靴だけ準備していけば、あとはひんやりした空気を楽しむだけです。暑い時期に静かな涼しさを探している人に、そっとすすめたい場所でした。
服装:夏は外が暑く山道も登るので、羽織るものは念のため程度でOK(寒がりな人は一枚)。数か所で水滴が落ちるので帽子があると安心です
移動:公共交通が少なめ。米原駅前のカーシェアが便利です
持ち物:歩きやすいスニーカー(NB996レビュー)+軽量バッグ(グラニュールレビュー)
関西で夏に涼めるスポットをもっと知りたい方は、関西の日帰り穴場まとめも参考にしてください。

よくある質問
Q. 所要時間はどれくらいですか?
A. 私が行ったときは、駐車場に停めてから戻ってくるまでで約50分でした(2026年7月・写真の記録から実測)。内訳は、受付から洞口までの坂道と階段の上り下り、洞内の見学がそれぞれ半分ずつくらいの感覚です。観光で歩けるのは入口から約200mの区間なので、洞内そのものはそれほど長くはありません。写真を撮りながらゆっくり歩いた時間なので、急げばもう少し短くなると思います。
Q. 河内風穴は夏でも涼しいですか?
A. 洞内は年間12〜13℃と言われていて、夏に訪れると気温差をはっきり感じました。歩いて火照った体に出入り口の風がちょうどよく、天然のクーラーに当たっているような感覚でした。「風穴」という名前のとおり、洞内と外の気温差によって風が生まれるとも言われていて、暑い日に訪れるほど涼しさを実感しやすいと思います。
Q. 服装や靴はどうすればいいですか?
A. 大事なのは歩きやすい靴です。足場が滑りやすくかがむ場面もあるため、サンダルよりスニーカーなど足首まわりが安定する靴がおすすめです。洞内は涼しいですが、夏は外が暑く山道も登るので、羽織るものは念のため程度で大丈夫でした(寒がりな方は一枚あっても)。むしろ洞内は数か所で天井から水滴が落ちてくるので、気になる人は帽子があると安心です。地下水で足元が湿っている場所もあるので、汚れてもいい靴だと気にせず歩けます。
Q. 車がないと行けませんか?
A. 河内風穴の周辺は公共交通が少なく、電車やバスだけで行くのは難しいエリアです。JR彦根駅からタクシーで約30分、近江鉄道多賀大社前駅からタクシーで約15分ですが、私は米原駅前のカーシェアを利用しました。名神彦根ICまたは多賀SICからは車で約25分です。
Q. 子どもや足が不安でも入れますか?
A. 小人(5歳〜小学生)の入洞料も設定されていますが、入口まで坂と階段があり、洞内の足場も滑りやすくかがむ場面があります。大人でもかがまないと進めない箇所があるくらいなので、小さなお子さんや足に不安がある方は、その点を踏まえて無理のない範囲で判断してもらえたらと思います。なだらかなルートがあるかどうかは私自身は確認できていないので、心配な場合は訪問前に施設へ直接問い合わせるのが確実です。
滋賀を電車やバスで回るなら、滋賀のお得きっぷ4選|フリーきっぷ比較【2026年版】もあわせてどうぞ。


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